主人公「手に職を付けたいし、建築関係の仕事ないかのぉ～」
主人公「なんや！？停電か！？」
主人公「うわぁ！外も真っ暗やないかい！って…なんや…？あの人」
辻「ワシが株式会社一円工業のォォ辻じゃいィィぃぃッ！！！」
主人公「はっ停電が直りおった…」
主人公「えっ…ちょっ…！マジであの人何者だ！？」
主人公「株式会社一円工業…一体何なんや！？」
主人公「電気の会社？ようわからんけど面白そやから問い合わせてみたろ。社員募集はしてるんかいな？」
主人公「失礼します！先日応募させていただいた……」
主人公「う！」
辻「君が面接予定の子だね？」
主人公「う…はい…そうですっ！」
主人公（何やこの凄まじい気は！！！）
代表「俺は株式会社一円工業の辻だ。座りたまえ」
主人公「え？」
主人公「は…はい。本日はよろしくお願いします！」
主人公「この間停電した時に、株式会社一円工業の辻さんが停電を直したところを見たんですけど、何の仕事をしている会社なんですか？」
主人公「はっ」
辻「建物というのは、ただ建てるだけでは機能はしない」
辻「だが、そこに株式会社一円工業が電気という名の命を吹き込んであげることで、建物の機能は初めて成り立つ…俺達が誇りを持ってやっている仕事だよ」
主人公（ああっ…最初は怖いと思った気の大きさは彼らの誇りの大きさだったのだ…！）
主人公「ここで働かせてください！！」
辻「もちろんだ！だが…電気工事とはいえ、立派なサービス業…」
辻「そんな身なりではダメだ」
主人公「へ？」
主人公「うわぁぁぁ。ちょっ…！やめ…あッ！服までそんな…！」
辻「ふ…いいじゃないか。髭も無くなり、髪もさっぱりした」
辻「準備も整ったことだし、早速電気で困っている人達を一緒に助けに行こう！」
主人公「はい！」
辻「しっかり捕まっているんだぞッ！」
主人公「うぃす！」